【BARACUTA G9】
よぉ、皆。いきなりだが、大人のオトコが着るカジュアルなブルゾンって聞いて、何を思い浮かべる?
「大人のオトコ」って言葉を聞いて、
背中に風を感じながら、サッと羽織れる一着を思い浮かべてるか?
それとも、ただのジャケットか?
人それぞれだが、俺は一つだけ、これしかねぇってやつがある。
その名も バラクータG9 だ。

[BARACUTA G9]
このブルゾン、ただの服じゃねぇ。
全体のコーディネートを考えたときに、圧倒的な使いやすさと気品高さ、そして、どんな場面でも決めてくれる相棒だ。
今日は、そんな頼れる一着 “バラクータG9” について語らせてもらおうじゃねぇか。

・英国発の超名門ブランドBARACUTAとは

英国発の超名門ブランド、BARACUTAとは?
1937年、イギリスのマンチェスターでジョン・ミラーが立ち上げたのが、このバラクータ。元々は英国陸軍向けのジャンパーをベースにして、防風、防水加工を施したゴルフ用のアウターを作ったのが始まりだ。そして1948年、ついに BARACUTA G9が誕生し、それからというもの、ハリウッドのスターたちに愛され続け、今ではブルゾンの原型とも言われるまでになった。
・オールマイティな雰囲気とその歴史
【BARACUTA G9】
タータンの品格と危険なハリウッドの裏の顔
歴史あるフレイザータン
このG9の象徴といえば、やっぱり裏地のスコティッシュな赤いチェック柄
通称「フレイザータータン」

これ、ただのオシャレ柄だと思ったら大間違いだ。
スコットランドの名家、ラヴァド卿一族から特別に許可されたんだぜ。
そうだ、貴族だ。
奴らは「お前ならこの柄を背負ってもいいだろう」って認めたんだ。気が重い?いや、むしろ誇らしいだろ?
https://www.pinterest.jp/pin/grant-fraser-scottish-highlanders-macleay-by-dezine-design–420945896392546470/
もちろん、フレイザータータン自体にも深い歴史がある。
古くはスコットランド人が着ることすら禁じられていた時代もあったんだぜ。(これまた長くなるからここでは割愛するがな)
歴史ってもんを背中に背負いながら、それを軽々と着こなす。これがバラクータG9ってわけだ。
銀幕のスターが火付け役
https://jp.baracuta.com/blogs/focus/focus-g9?shpxid=96c5fbaf-1273-4d02-946f-6fe026cae8ae
だけどな、面白いのが、イギリスでは最初あんまりウケなかったんだ。
なぜかって?そりゃお前、アメリカに行ってからが本番さ。
1954年、エルヴィス・プレスリーが「闇に聞く声」でバラクータG9を着た。これで一気にアメリカで火がついた。
https://bamfstyle.com/2019/01/08/elvis-king-creole-5-baracuta/
エルヴィスが着た途端、こいつはただのブルゾンから伝説に変わったんだ。
あのオールバック、開襟シャツにジーンズ、それにG9。
たまんねえだろ?
対してイギリスじゃ、、


トラウザーズにオックスフォードシャツ、ネクタイまでしてゴルフ場で優雅に羽織っていた。
ジーパンと合わせたカジュアルスタイルが新鮮に見えたんだろうな。
俺はどっちかって言うと、エルヴィスのスタイルに惹かれるねぇ。
余談だが、1955年にジェームズ・ディーンがマクレガーのドリズラージャケットを羽織ってたんだよな。

この時代からショート丈のブルゾンが流行り始めたってことが、これでよく分かるだろ。
つまり、あの頃の男たちは、短い丈でスッと決めるのがカッコいいってわかってたんだ。
1963年には、あのスティーブ・マックイーンが「LIFE」誌の表紙でG9を着用してた。
https://www.atomretro.com/blog/the-harrington-jacket-everything-you-wanted-to-know 【BARACUTA G9】
これがまた、タートルネックとの相性が抜群でよ。そりゃもう、マックイーンのクールさが滲み出てた。
ハリントンジャケットとしての地位を獲得
その後、1964年、
アメリカのTVドラマ「ペイトンプレス物語」でロドニーハリントンを演じたライアン・オニールがこのG9を着たことで、爆発的な人気に。ここから「ハリントンジャケット」って名前が定着したんだ。
まあ、彼らがスクリーンでG9を羽織るたび、俺たち観客も「あのジャケット、俺も欲しい!」ってなるだろ?
そうやって、英国紳士のブルゾンがハリウッドの危険な男たちによって、確実に人気を手にしていったってわけだ。
USアイビールックとUKサブカルチャー
米国と英国、それぞれでバラクータG9がどう若者たちの心を掴んでいったのか
これはまるで、二つの異なる文化に同時に火をつけたかのような話だ。
アメリカ
アメリカでは、1950年代後半から60年代にかけては、アイビースタイルが全盛期だ。
https://jp.baracuta.com/blogs/journal/journal-preppy?shpxid=9ad7ff05-821b-4773-8e4d-cf449e0ac7a0
アイビーリーガーの若者たちってのは、ただの大学生じゃねぇ。上品で、しかも洗練されたスタイルを常に追い求めてたんだよ。
その中でバラクータG9は、彼らのワードローブに自然と溶け込んでいったんだ。
気取ったスラックスにローファーなんていうエリートアイテムと、まさかのG9を組み合わせるってんだから、これがまた絶妙だった。
イギリス
一方、イギリスじゃ話がちょいと違うぜ。
当時の英国でバラクータG9を着てたのは、ただの若者じゃねぇ。
そう、“モッズ”や”スキンズ”って呼ばれる、反社会的な思想を持った労働階級の荒くれ者たちだ。
つまり、ただのブルゾンを羽織ってたんじゃなくて、G9を自分たちの象徴として身に纏っていたわけだ。

特にスキンズ、こいつらは過激な連中で、スキンヘッドにリーバイス501、足元はドクターマーチン。
そんなフーリガンな出で立ちにバラクータG9を合わせてたんだから、やはり「イケてる」ってわけさ。
G9はもう “お上品” なブルゾンなんかじゃなくて、反骨精神そのものを表現するアイテムに変わっていったんだ。これがまた面白いだろ?
そして、、
70年代に入ると英国でのG9の人気はアンダーグラウンドを突き抜けて、
イギー・ポップやザ・クラッシュ、エリック・クラプトン、リアム・ギャラガーなんかのアーティストたちにまで広がっていく。
サブカルチャーの象徴になり、音楽シーンでも次々とG9が愛用されるようになったんだ。
https://masonandsons.com/blogs/style/99483014-baracuta-g9-the-history-of-the-harrington
70年代末から80年代にかけては、
モッズリバイバルによりフレッドペリーやベンシャーマンなどと合わせてバラクータG9を着る若者も再び増え続けたんだ。
ハリントンジャケットとして永久不滅のライフスタイルウェアへ
今じゃあ、日本でも、このバラクータG9ってジャケットはかなり知られてる。
https://www.nikkei.com/article/DGXBZO39328420V00C12A3000000/
特に、高倉健が着てたってことで有名だ。
あの黒のキャップに、襟元をピシッと立てた渋いスタイル――まさに「健さんといえば」ってやつだよな。
見ただけで「これぞ男の背中」って感じがするだろ?
https://www.pinterest.jp/pin/398357529547078953/
でもな、魅力はそれだけじゃねぇ。
こいつは普遍的なデザインと、どんなアイテムにも合わせやすいってのがデカい。
時代が変わっても、いつの時代でもこのブルゾンは誰にでもハマるんだよ。しかも、ただの流行りモンじゃねぇ。庶民から著名人まで、誰もが「これだ!」って愛用し続けてる。
それが”バラクータG9”。
現在までに、バラクータG9は多くのモデルチェンジや豊富なカラーバリエーションを展開してきた。
だけど、変わらないのはその「MADE IN ENGLAND」へのこだわりだ。
これはただのブルゾンじゃねぇ。英国で丁寧に作られ続け、高品質を維持しているってのが、このジャケットの本物さを証明してるんだよ。
【BARACUTA G9】
バラクータ G9 オリジナル ハリントンジャケット タン 英国製 メンズ リブ スイングトップ ブルゾン 上着 トラッド
・奥深いディティールとその機能美
では、バラクータG9。なぜここまで人気があって、圧倒的な支持を得続けているのか――そのデザインや機能性の実態をちょいと見てみようじゃねぇか。
ドッグイヤーカラー
まずは“ドッグイヤーカラー”だ。

名前の通り、襟を開くと犬の耳みたいなフォルムになるんだが、これがまたイカしてる。
裏地のチェック柄がチラッと見える、これがまたアクセントになっててよ、無駄に開くだけじゃねぇ。
スタンドカラーの2WAY仕様で、上までボタンを閉めるとビシッとスタイリッシュになる。しかも、雨風もシャットアウトしてくれるってんだから、こいつはなかなかの守護神だ。

ラグランスリーブ
次に注目すべきは、ストレスフリーな着心地を作り出す “ラグランスリーブ”。
こいつのルーツはゴルフ用ブルゾンだってことを忘れちゃいけねぇ。
肩と袖が一体化してるから、肩周りが動きやすい。まるで「おいおい、もっと動けよ」とG9が言ってるようなもんだ。こいつがあるから、自由に動き回れるってわけだ。

袖と裾に施されたリブのニットジャージ、こいつがまた全体のシルエットを整えてくれる。バランスが取れてて、「まさに隙がねぇな」って感じだ。
アンブレラヨーク
背中に目をやると、 ”アンブレラヨーク” っていう特徴的なカッティングが目に入るだろ?
これが雨の粒をスムーズに流してくれる設計だ。

しかも、隙間があるもんで、通気性もバッチリ。
雨の日こそ「おいおい、俺を試してみろよ」ってG9が言ってるように感じるのは俺だけじゃねぇはずだ。
イギリス製品ってのは、バブアーやバーバリーみたいに、雨への対応が実用的だ。機能性の塊みたいなもんだ。
フラップポケット
“前身頃のフラップポケット”、これもまたよく考えられてる。
雨や埃の侵入をしっかり防ぎつつ、そのサイズがまた実用的なんだ。
ゴルフボールが二つ入るように作られてるらしいが、これが飾りじゃなく、ガンガン使えるってところがまた渋い。

小物を詰め込んで膨らませても、なんだかカッコいいんだよな.
ダブルジップ
最後にジップだ。元々はシングルジップだったが、今ではダブルジップに進化してる。

これがまた便利で、下のジップを少し開けて着るスタイル、これがG9の定番コーディネートとして親しまれてるんだ。
【BARACUTA G9】
・私の愛用するバラクータG9とコーディネート
SHIPS別注バラクータG9の魅力
ここまで読んでくれた方の中には、「ん?なんかこいつのG9、ちょっと違くねぇか?」って違和感を感じてる奴もいるかもしれねぇ。
そうだろ?お答えしよう。
俺が今愛用してるのは、ただのバラクータG9じゃねぇ――SHIPS別注のバラクータG9なんだよ。

通常のG9がそりゃもうクラシックで渋いアイテムだってのは間違いない。
まさに「これぞオトコのブルゾン」って感じだ。
だが、俺のはそこに2色の切り返しが入ってる。どうだ?ちょっとトレンド感を足して、コーディネートの幅を広げてくれてるんだ。
この別注モデルはオーセンティックフィットでちょいとゆったりしてるもんだから、
着方次第では「おい、ちょっとおじさん臭くないか?」って感じるかもしれねぇ。
でもよ、この切り返しデザインがあれば、その心配はご無用。
これがあるおかげで、コーデのしやすさは抜群だ。
ちょっと遊び心をプラスして、他の奴らとは一線を画す存在感を出せるんだよな。

このさりげない「ひとクセ」が、着るたびに「俺、これ着こなしてんぞ」って自信をくれるんだ。
普通のG9もいいが、俺にとってはこの別注がまさに「自分だけのG9」ってわけだ。
俺のコーディネートも軽く紹介しとくぜ。
【BARACUTA G9】
デニムジーンズ ✖ 黒タートルネック

シンプルにジーパン、黒のタートルネック、それにバラクータG9をサッと羽織る。この組み合わせ、見た目はスッキリしてるが、決して侮るなよ。
ジーパン、こいつはカジュアルすぎると思った奴、残念だったな。
バラクータG9が持つクラシックなオーラが、ジーパンに合わせても崩れねぇ。
むしろ、この組み合わせが「シンプルなのにカッコいい」ってな印象を作り上げてくれるんだ。しかも俺のSHIPS別注G9だぜ?
切り返しデザインが効いてて、ちょっとした遊び心がピリリとスパイスを加えてくれる。
そして黒のタートルネックだ。どこか上品な雰囲気を漂わせる。しかも、G9の裏地の赤いタータンチェックが、チラリと顔を出す。黒タートルとのコントラストが抜群だ。
このコーデ、シンプルに見えて実は「無骨さ」と「上品さ」が絶妙にブレンドされた一品だ。
「おい、そんなにカッコいい格好してどこ行くんだ?」って聞かれたら、こう言ってやれ。
「どこだっていいさ。俺が行く場所がカッコよくなるんだ」ってな!
トラウザーズ ✖ 白ポロシャツ

じゃあ、トラウザーズに白のポロシャツ、それにバラクータG9を合わせたコーデを紹介しようか。
少しフォーマル寄りだが、白ポロシャツのおかげでカッチカチにならず、どこかリラックス感が漂う。
トラウザーズに白ポロ、この組み合わせだけでも落ち着いて見えるが、そこにバラクータG9を羽織れば一気にブリティッシュ感がアップする。
まるでロンドンの路地裏を歩いてる気分にさせるってもんだ。
トラウザーズが作るフォーマルさと、ポロシャツが放つラフさ、この微妙なバランスがクセになる。
チノパン ✖ シャンブレーシャツ

チノパンにシャンブレーシャツ、その上にバラクータを羽織る。
これが、大人の余裕を感じさせる「お父さんコーデ」ってやつだ。だが、ただの親父スタイルだと思ったら大間違いだぜ。
まず、ちょっと太めのアルビーチノが男臭さをプンプン漂わせてくれる。細身じゃなく、あえてのゆとりあるシルエットが、無理してねぇのにカッコいいってやつだな。
上に合わせたシャンブレーシャツもいい具合にラフだが、その上にバラクータを羽織れば、もう完璧だ。
休日にこのスタイル、まさに「俺、普段からこんなもんだけど、何か?」っていう大人の余裕を感じさせるコーデだ。
完全に個人的な見解だが、俺的にはブルゾンはこう着るのが一番しっくりくる。
後ろを少し上げて、前をちょいと溜まらせながら下げ気味にする。
このちょっとしたルーズさがたまらねぇんだ。
カッチリ着るよりも、この微妙な「溜まり」がいい味出すんだよ。
【BARACUTA G9】
・最後に
まとめると、大人が羽織るカジュアルなアウターとして、ここまで使いやすく、合わせやすいブルゾンは一着持ってるだけでかなり嬉しい存在だ。
特にバラクータG9は、シンプルでありながら万能。どんなスタイルでもしっかりハマるってのがたまらねぇんだ。
このご時世、英国製のクラシックアイテムを肌で感じられるチャンスなんてそう多くはねぇ。
だが、バラクータG9はその数少ない存在だ。
これを羽織れば、英国の伝統が「おい、俺はまだまだここにいるぞ」って囁いてくる。歴史と共に今の自分をビシッと引き立ててくれるぜ。
そして、今もなおバラクータは止まらねぇ。
他のセレクトショップやファッションブランドとコラボして、次々と新しいカラーやデザインのG9を送り出してるんだ。
俺にとってSHIPS別注バラクータG9が大事な相棒になっているように、きっとお前にも「こいつだ!」って思える一着が見つかるはずだ。
だから、言わせてもらう。
この歴史に裏打ちされた英国のハリントンジャケット、バラクータG9をコレクションに加えちまえ。
これを羽織ったら、もうお前の背中には風しか追いつけねぇよ。
【BARACUTA G9】
バラクータ G9 オリジナル ハリントンジャケット タン 英国製 メンズ リブ スイングトップ ブルゾン 上着 トラッド
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